レザークラフト第5作目 コインケース(3)

さて、次も再びコインケースに挑戦!
2016220日掲載のコインケース(2)の反省を考慮に入れて、今回はバネホックボタンが取れてしまわないようにしっかりと打ちつけて作ろうと思います。
今回は前回掲載のコインケース(2)に少しアレンジを加えて角の丸みを減らし、切符などを入れる裏面は少し切符等を取り出しやすい形に作ろうと思います。

準備したものは道具などの他に、厚さ1.8cmほどの革・糸は麻糸・バネホックボタンを用意しました。

まず、前回のコインケース(2)を参考に2枚のパーツの型紙を作製しました。

次に型紙通りに革をカッターで裁断しました。
今回は革のパーツは2枚なので、2枚を切り終えたら、一度組み立てて、はみ出している革の部分を切り揃えます。

次は、トコノールを革の床面(ざらざらした裏面)とコバ(側面)部分に銀面(革の表側)に付かないように注意しながら付けて磨きました。この段階で本体の裏側にくる切符等のカバー部分のコバは全て磨きます。

次は、革を縫うための穴開けです。
今回は菱目打ち(それぞれ3mm巾の2本と4本)を用いて直線部分は4本の菱目打ち・カーブ部分は2本の菱目打ちで1枚ずつ穴を開けました。この時、注意しなければならないことは、それぞれ2枚の革のパーツを組み立てた時、同じ位置に穴がくるようにしておかないと後で針が通らなくなってしまいますが、重ねて一気に穴を同時に開けようとすると一番上の革と一番下の革に開く穴の大きさが変わってしまうので、コツコツ地道に1枚ずつ穴を開けます。

次に本体にバネホックボタンの穴2箇所を開けそれぞれ取りつけです。
穴を開ける位置は完成形をイメージしてそれぞれ正確に合わせないと完成後蓋が閉まらなくなったりしてしまう可能性があるので特に注意します。
また、この穴あけはハトメ抜きを使うと綺麗な穴が開きます。ただし、穴の大きさがバネホックボタンの足の太さより小さいとバネホックボタンが取り付けられないし、穴の方が大きいとバネホックボタンがグラグラと動いてしまうので、取り付けたいバネホックボタンに適したハトメ抜きを使います。
今回は、バネホックボタンが外れないようにきっちりと付けようと力を入れたら、力を入れ過ぎてしまいバネホックボタンの表面に凹みができてしまいました。

いよいよ組み立てて縫います。
表からも裏からも同じような強さで糸を引っ張りながら同じ調子で縫い進めたり、力がかかりそうな部分は返し縫いをしたりして縫いました。

最後の仕上げに、本体部分の外周のコバ部分をトコノールで磨いて完成です。

ちなみに、レザーのコインケースはこんな感じで出来上がりました。
3作目コインケース 閉じた時正面から3作目コインケース 閉じた時裏側から3作目コインケース 開いた時内側から 写真上はコインケースを閉じた状態で正面から、写真中は閉じた状態で裏側から、写真下は開けた状態を写したものです。今回は前回と異なりかぶせ部分の革を1枚減らしているので、写真上のようにバネホックボタンが見えるタイプになっています。また、今回使用している革は1色なので写真中は見え難いですが少し差し込み口の入り口がゆるいカーブになっています。

今回の大きな反省点は以下の通りです。
・バネホックを傷めないために、バネホックボタンを取りつける時は力加減に注意する